はじめに
公認スポーツ指導者養成の基本コンセプト
公認スポーツ指導者制度の概要
「共通III」到達目標――本テキストで身につけてほしいもの
1 プレイヤーと指導者の望ましい関係
1 望ましいプレイヤー像とは
2 自ら考え工夫する環境とは
3 『コーチング』スキル(1)〜『観察』&『承認』〜
4 『コーチング』スキル(2)〜その他のスキル〜
5 指導者が『コーチング』を身に付けると
2 ミーティングの方法
1 ミーティングとは
2 なぜミーティングをするのか
3 ミーティング実施のポイント
4 指導者としてのモラル
3 競技者育成プログラムの理念に基づく展開
1 具体的な競技団体の事例
2 長期的な視野に立った競技者育成の指導指針
1 アスリートの栄養摂取と食生活
1 目的別の食事
2 時期、目的による区分と栄養・食事のポイント
3 競技者に多くみられる栄養障害
4 栄養補助食品(サプリメント)について
5 水分補給について
1 メンタルマネジメントとは
1 メンタルマネジメントの意味
2 メンタルトレーニング
2 リラクセーション
1 リラクセーションとは
2 リラクセーショントレーニング
3 イメージトレーニング
1 イメージトレーニングとは
2 イメージトレーニングの目的
3 スポーツにおけるイメージの利用
4 イメージトレーニングの注意点
5 まとめ
4 集中力のトレーニング
1 集中力とは
2 注意集中のタイプ
3 集中力を妨害する要因
4 集中力を高めるトレーニングの実際
5 心理的コンディショニング
1 心理的コンディショニングとは
2 心理的コンディションの指標としてのPOMS
3 心理的コンディショニングとスポーツパフォーマンスとの関係について
4 オーバートレーニングの防止としてのPOMS
6 プレッシャー、あがり、スランプの克服
1 あがり
2 スランプ
7 指導者のメンタルマネジメント
1 指導者に求められるリーダーシップ
2 内発的動機づけの視点から
3 指導者のストレス
4 指導者のメンタルマネジメント
1 運動器のしくみと働き
1 筋・骨格・神経系のしくみと働き
2 関節・運動器の機能
3 神経のコントロール
2 呼吸循環器系の働きとエネルギー供給
1 呼吸循環器系の働きとエネルギー供給
3 スポーツバイオメカニクスの基礎
1 重力と慣性力
2 重心
3 力の合成・分解と力の効果
4 内力と外力
5 摩擦力
6 運動量と力積
7 反動動作と振込動作
8 回転と慣性モーメント
9 角運動量の保存
10 流体からの抵抗
11 揚力とマグヌス効果
12 運動の力学的仕事とパワー
1 トレーニング理論とその方法
1 トレーニングの考え方
2 筋力トレーニング
3 スピードトレーニング
4 持久力トレーニング
5 結語
2 トレーニング計画とその実際
1 トレーニング目標の設定
2 トレーニング・プログラムの設計
3 トレーニング計画と疲労およびその回復
4 トレーニング環境の整備と効果的遂行の条件
3 体力テストとその活用
1 形態および身体組成の測定と評価について
2 筋力・筋パワーの測定と評価について
3 無酸素性能力の測定と評価について
4 有酸素性能力の測定と評価について
5 バッテリーテスト
6 測定結果の活用に際しての留意点
4 スキルの獲得と獲得過程
1 スキルとは
2 スキルトレーニング
3 スキルの獲得過程の特性と注意
1 競技者育成と評価
1 スポーツ指導と評価の必要性
2 評価方法
3 指導者のあり方についての評価
2 競技者育成システムにおける指導計画
1 一貫指導の観点からの「競技者育成システム」の必要性
2 指導計画の時期区分
3 指導計画に考慮すべき内容・項目
4 海外の競技者育成システム
3 競技力向上のためのチームマネジメント
1 チーム(集団)とは何か
2 チームマネジメントとは何か
3 チームマネジメントを行うにあたって
4 競技スポーツとIT
1 高度情報化社会の到来
2 インターネットや電子メール、携帯電話を利用したスポーツ指導
3 チーム(クラブ)内の連絡ツールとしてのITの活用
4 映像を利用した技術指導
5 映像を利用したゲーム分析
1 アスリートの健康管理
1 健康管理体制
2 メディカルチェック
3 体調面のコンディションのチェック
2 アスリートの内科的障害と対策
1 急性障害
2 慢性障害
3 その他の障害
3 アスリートの外傷・障害と対策
1 スポーツ外傷・障害の基礎知識
2 頭頚部の外傷・障害
3 上肢の外傷・障害
4 体幹の外傷・障害
5 下肢の外傷・障害
4 アスレティック・リハビリテーションとトレーニング計画
1 アスレティック・リハビリテーションとは
2 アスレティック・リハビリテーション実施上の留意点
3 アスレティック・リハビリテーションの進め方
4 アスレティック・リハビリテーションの組み立て
5 コンディショニングの方法
1 ストレッチング
2 テーピング
3 アイシング
4 スポーツマッサージ
6 スポーツによる精神障害と対策
1 気分障害(Mood Disorder)特にうつ病について
2 食行動異常(Eating Disorder)
3 神経症性障害、ストレス関連障害、身体表現性障害、心身症
4 薬物による精神障害
5 睡眠障害
6 そのほかの精神障害
7 まとめ(指導者の心構え)
7 特殊環境下での対応
暑熱対策・低温(寒冷)対策・高地対策・時差対策・感染症対策
1 暑熱対策
2 低温(寒冷)対策
3 高地対策
4 時差対策
5 感染症対策
8 アンチ・ドーピング
1 アンチ・ドーピングとは
2 アンチ・ドーピング
3 世界アンチ・ドーピング機構および日本アンチ・ドーピング機構について
4 世界アンチ・ドーピング規程およびわが国の対応
5 国内外におけるアンチ・ドーピング教育、啓発活動(国体での取り組み)
6 ドーピングコントロールの全体像とドーピング検査
7 結果管理
8 制裁、上訴
9 禁止物質と使用可能物質
10 スポーツ指導者の役割
索引
(赤字は山本執筆担当分)