スポ−ツ指導者のためのスポ−ツ医学 (改訂第2版)

小出清一 福林徹 河野一郎、2009年9月発行、3,360円 南江堂 ISBN 9784524240340


 

1章 スポーツ医学総論

T. スポーツ指導者とスポーツ医学

U. スポーツ指導者が備えるべきスポーツ医学知識

2章 スポーツと健康管理

T. スポーツにおける健康管理

A. スポーツと心理
 1. スポーツの心理的特性
 2. スポーツの心理的効果
 3. スポーツとメンタル・スキル・トレーニング
B. スポーツと栄養
 1. エネルギー
 2. 体づくり
 3. ビタミンとミネラル
 4. 食生活上の工夫
 5. サプリメント
 6. 場面別の栄養
C. ドーピング防止
 1. ドーピングと国際的ドーピング防止活動
 2. ドーピング・コントロールと禁止表
 3. ドーピング検査

V. メディカルチェック

A. 内科的メディカルチェック
 1. スポーツのための内科的メディカルチェックの実際
 2. スポーツのためのメディカルチェックの一例
B.整形外科的メディカルチェック
 1. 運動器メディカルチェックの必要性
 2. 運動器メディカルチェックの構成要素
 3. 運動器メディカルチェックの注意点
 4. メディカルチェックの実際

3章 外科的スポーツ外傷・障害

T. 外科的スポーツ外傷・障害の基礎知識

A. 外傷の分類、創傷(骨折、軟部組織損傷を含む)治療のメカニズム
 1. 外傷の分類
 2. 創傷(骨折、軟部組織損傷を含む)治療のメカニズ
B. 障害の分類、発生のメカニズム
 1. 障害の定義
 2. 障害の分類
 3. 障害発生のメカニズム(原因、機転)と予防
 4. 障害の治療とスポーツ復帰
C. 頭部外傷の救急処置
 1. 皮膚、筋肉などの損傷(頭部挫創)
 2. 頭蓋骨骨折
 3. 脳損傷
 4. まとめ
D. 頸部外傷の救急処置
 1. 最小限必要な解剖
 2. 頸部の外傷(損傷)の分類
 3. 注意すべき症状と観察事項
 4. スポーツ現場での具体的対処
E. 四肢外傷の処置
 1. RICE処置
 2. まとめ

U. リハビリテーションとスポーツ復帰

A. 物理療法、リハビリテーション(室内)
 1. 外科的スポーツ外傷・障害のリハビリテーション
 2. スポーツ外傷・障害に主に用いられる物理療法
 3. スポーツ傷害に対する運動療法の取り入れ方
B. アスレチックリハビリテーション
C. 高気圧酸素療法(HBO)

V. 部位別スポーツ外傷

A. 頭部(脳震盪、頭蓋内血腫)
 1. 機能解剖
 2. 外傷
B. 頸部
 1. 頸部の構造と機能、および損傷の重症度
 2. 頸部外傷を起こしやすいスポーツ種目
3. いろいろな頸部傷害
C. 肩・上腕
 1. 肩関節の機能解剖
 2. 肩のスポーツ外傷
 3. 肩のスポーツ障害
 4. 強化訓練方法
D. 肘・前腕
 1. 機能解剖
 2. 外傷各論
 3. 障害各論
E. 手(手関節・手指)
 1. 機能解剖
 2. 外傷
F. 腰部・背部
 1. 機能解剖
 2. 外傷・障害
G. 骨盤・股関節・大腿
 @骨盤
 1. 機能解剖
 2. 骨盤の傷害
 A 股関節
 1. 機能解剖
 2. 股関節の傷害
 B 大腿
 1. 機能解剖
 2. 外傷・障害
H. 膝
 1. 機能解剖
 2. 主な外傷−靭帯半月板損傷
 3. 障害
I. 下腿
 1. 機能解剖
 2. 外傷・障害
J. 足・足関節
 1. 機能解剖
 2. スポーツ外傷・障害

4章 内科的スポーツ障害

T. 内科的スポーツ障害の基礎知識


A. スポーツにおける適応と破綻
B. 生理的変化と病的変化
 1. 生理的変化
 2. 病的変化
 3. 両方が含まれる変化の例
C. スポーツと疲労
 1. エネルギー供給系からみた疲労
 2. 神経系からみた疲労
 3. 水分摂取からみた疲労

U. 内科的スポーツ障害


U-1. 急性障害(疾患)


A. 突然死
B. 熱中症
C. 意識障害
E. 過換気症候群
F. 運動誘発性喘息
G. 運動誘発性アナフィラキシー
H. 自然気胸
I. 低・高圧障害
J. 溺水
K. 減量障害
 1. 減量障害
 2. パフォーマンスへの影響
 3. 減量における留意点

U-2. 慢性障害


A. 貧血
B. オーバートレーニング

V. 内科疾患とスポーツ


V-1. スポーツの可否

A. 循環器疾患
 1. 循環器疾患を有する患者のスポーツ参加
 2. スポーツの分類
 3. スポーツと疾患
B.糖尿病と肥満
 1. 糖尿病
 2. 肥満
C.脂質異常症
D.腎疾患

V-2. 運動療法


A. 心疾患
B. 高血圧
C. 肥満

W. 運動処方


A.運動処方の一般原則
B.運動処方の目的
C.運動処方のテクニック
 1. 健康に関する行動の変容と維持
 2. 脱落防止
D.心肺持久力について
 1. 運動の種類
 2. 運動の強度
 3. 頻度
 4. 健康づくりのための運動基準
E.エネルギー消費の測定
 1. 身体活動量の計算方法
F.筋骨格系の柔軟性
G.筋フィットネス(筋力と筋持久力)

X. 救急蘇生法


 1. 救急蘇生法の手順
 2. 一次救命処置
 3. 応急手当

5章 スポーツ医学と境界領域の知識

T. 眼科

A. 見えるための眼の構造
B. 外傷
 1. 前房出血
 2. 雪盲(雪眼炎)

U 皮膚科


A.接触皮膚炎
 1. 発症のメカニズム
 2. 症状
 3. 現場での処置
 4. 医学的な治療
B. 皮膚感染症
 1. 発症のメカニズム
 2. 症状
 3. 現場での処置
 4. 医学的な治療
C. 日焼け
 1. 発症のメカニズム
 2. 症状
 3. 現場での処置
 4. 医学的な治療
D. 寒冷じんましん
 1.発症のメカニズム
 2.症状
 3.現場での処置
 4.医学的な治療

V. 耳鼻科


A. 鼻出血
 1. 鼻出血の原因
 2. 鼻出血の部位
 3. 鼻出血の処置
 4. 現場への復帰
B. 鼻骨骨折
 1. 鼻骨骨折とは
 2. 鼻骨骨折の原因スポーツ
 3. 診断
 4. 応急処置
 5. 現場への復帰

W. 歯科

A. 歯の損傷
 1. 歯の破折
 2. 歯の脱臼
 3. 歯の陥入
 4. 歯の外傷のリスクファクター
B. マウスガード
C. 顎骨骨折、顎関節骨折
 1. 上顎骨骨折
 2. 下顎骨骨折
 3. 顎関節骨折
 4. フェイスガード

6章 スポーツ医学関連の知識

T. 成長期とスポーツ


 1. 子どもとは
 2. 体格や成長の評価方法
 3. 最近の子どもの運動やスポーツの問題点
 4. なぜ運動やスポーツが必要か
 5. 運動不足の現状は
 6. 子どものスポーツ障害
 7. 子どものための理想的なスポーツ指導
 8. 工夫した練習
 9. 欧米の子ども達のスポーツ

U. 中高年とスポーツ

 1. 加齢現象と生理機能、運動能力
 2. 中高年におけるスポーツ障害の特徴
 3. 慢性障害
 4. 中高年のスポーツ障害の予防について
 5. 中高年にふさわしい運動・スポーツ

V. 女性とスポーツ

A. 女性の身体的特徴
 1. 身体構成
 2. 女性の生殖生理機能
B. 競技スポーツ
 1. 運動性無月経
 2. 月経周期とコンディション
 3. 月経周期調節
C. 妊婦とスポーツ

7章 スポーツ医学関連手技

T. テーピング

 1. テーピングの目的
 2. テーピングの効果
 3. 注意事項
 4. 材料と特徴
 5. テーピングの実際

U. ストレッチング

 1. ストレッチングの効果
 2. ストレッチングの種類
  a. 静的ストレッチング(スタティック・ストレッチング)
  b. 動的ストレッチング(バリスティック・ストレッチング)
  c. PNFを応用したストレッチング
 3. ストレッチングの実際
  ■ストレッチングの具体例
 4. ストレッチング実施上の留意点
  a. 基本的な注意事項
  b. 目的とする筋群の把握
  c. 柔軟性の評価とストレッチングの必要性
  d. 機能解剖学の理解


V. スポーツマッサージ

 1. スポーツマッサージとは
 2. スポーツマッサージの効果
 3. スポーツマッサージの手技
 4. スポーツマッサージの原則
 5. スポーツマッサージを行ってはいけない場合
 6. スポーツマッサージの順序
 7. トレーニング、試合時のスポーツマッサージ


赤字は山本担当分。