アスレチックトレーナーのためのスポーツ医学

編集 宮永豊、河野一郎、白木仁 1998年7月6日発行、4800円+税 文光堂 ISBN 4-8306-5129-6


I章 アスレチックトレーナーの役割 
 A.アスレチックトレーナーの役割
 B.競技スポーツにおける位置づけと役割
 C.トレーナー活動に際して求められる知識と技術
 D.スポーツ現場と関わり方

II章 スポーツ科学の基礎 
 1.スポーツ解剖学
 2.スポーツバイオメカニクス
 3.スポーツによる生理的変化
 4.スポーツによる生化学的変化
 5.スポーツと筋肉
 6.トレーニングの理論と方法

III章 スポーツ医学の基礎
 〔1〕スポーツ医学総論
 A.スポーツ病理学の基本
  1.スポーツ病理学の基本
 B.臓器系統別疾患とスポーツ
  1.心・血管系疾患
  2.呼吸器系疾患
  3.消化器系疾患
  4.代謝疾患
  5.内分泌疾患
  6.腎・泌尿器系疾患
  7.血液疾患
  8.免疫疾患
  9.感染症
  10.神経系疾患
  11.運動系疾患
 〔2〕スポーツ障害
 A.内科的障害
  1.一般的疾患
  2.スポーツマンに多い疾患―貧血、オーバートレーニング
  3.スポーツ活動中に起こる疾患―熱中症、溺死
  4.突然死
 B.外科的障害
  1.肩関節
  2.肘関節のスポーツ障害
  3.手関節・手
  4.胸・腹部
  5.腰椎
  6.骨盤・股・大腿
  7.膝関節
  8.下腿
  9.足関節・足
 C.その他の障害
  1.眼科領域
  2.皮膚科領域
  3.婦人科領域
  4.耳鼻咽喉科領域
  5.脳神経外科領域
  6.歯科領域

IV章 メディカルチェック 
 1.内科
 2.整形外科

V章 アスレティックリハビリテーション
 〔1〕基礎
 A.評価法
  評価法
 B.基本
  1.エクササイズ
  2.手法
  3.理学療法
  4.鍼治療
 〔2〕実際
  1.頚部
  2.肩
  3.腰部
  4.膝
  5.足
  6.筋損傷(いわゆる肉ばなれ)
  7.テーピング

VI章 コンディションの把握とコンディショニング
 1.基礎概論
 2.評価法
 3.トレーニング計画とコンディショニング
 4.実際
  1)ウォーミングアップ、コンディショニング
  2)ストレッチング
 5.ウェイトコントロール
 6.海外遠征

VII章 安全対策
 1.用具・施設
 2.ルールの視点から
 3.シューズ
 4.スポーツ事故とリスク・マネジメント

VIII章 救急法
 1.救急法概論
 2.心肺蘇生法
  A.心肺蘇生法の重要性
  B.心肺蘇生法の実際
   1.心肺蘇生法のABC
   2.意識の確認と気道確保
   3.呼吸の確認と人工呼吸
   4.脈拍の確認と心マッサージ
  C.実施上の留意点
   1.二次損傷の予防
   2.気道内異物の除去
   3.頚椎損傷が疑われる場合の気道確保
   4.感染症の予防
 おわりに
 3.傷と出血
 4.打撲・捻挫・脱臼の救急処置
 5.意識障害
 6.RICE

IX章 トレーナーに必要な基礎知識
 1.スポーツと食事
 2.競技におけるメンタルトレーニング
 3.スポーツと女性
 4.スポーツ大会におけるメディカルコントロール
 5.スポーツPNF
 6.スポーツとイメージング
 7.関節鏡と鏡視下手術
 8.スポーツと骨塩量
 9.障害者スポーツ
 10.成長期のスポーツ
 11.マスタースポーツ
 12.高地トレーニング
 13.エイズとスポーツ
 14.高気圧酸素療法について
 15.トレーナー制度
 16.トレーナー制度 ―ドイツの場合―

X章 トレーナー活動のポイント
 1.アメリカンフットボール
 2.ゴルフ
 3.サッカー
 4.柔道
 5.水泳
 6.水球
 7.スキー
 8.スケート
 9.ソフトボール
 10.体操
 11.テニス
 12.バスケットボール
 13.バレーボール
 14.ハンドボール
 15.野球
 16.ラグビー
 17.陸上競技
 18.レスリング


赤字は山本執筆担当分)